一人で外出する視覚障害者はたくさんいます。しかし、工事現場や飛び出している看板など、バリアもたくさんあります。私たちが安心して街を歩くことができるよう、皆さんのお手伝いをお願いします。 まずは身近なことから目が見えない人を街で見かけたら、「お手伝いしましょうか」と声をかけていただけるとうれしいです。 しかし、知らない人に声をかけるのはとても勇気がいることだと思います。 最初は、「信号が青になりましたよ」とか、「今渡れますよ」と声をかけていただくところから始めてください。
介助をするときは声をかけてまず「お手伝いしましょうか?」と声をかけてください。その際、前からではなく、横か後ろから声をかけていただくと、びっくりしたり突進してぶつかったりしなくてすむので安心です。 一人で歩いているときに突然人が現れたり、体を引っぱられたりすると、集中して歩いているのに方向がわからなくなったり、数えていた歩数がわからなくなるので、くれぐれもびっくりさせないでください。 「一人で大丈夫です」と言われたら「お気をつけて」と温かい声をかけていただけるとうれしいです。 前にもお会いしたことがある方の場合は、名前を呼んで下さい。 そして、あなたのお名前も教えて下さい。 他の人に声をかけているのではと勘違いし、無視してしまって、お互い不愉快な思いをすることを避けるためです。
いきなり肩をたたかれて「だ〜〜れだ!」と言われると、精神的な負担になったり不快に感じるときもありますので、よっぽど親しい人でなければ避けたほうがいいでしょう。 こんなときはぜひ手を差し延べて下さい。
こんな介助は恐怖!
歩いていて恐怖を感じる場面は
道を聞かれたときは
お別れするときは今どこにいて、どの方向を向いて立っているかを教えていただけると安心です。
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