私が所属している点訳出版ボランティアサークル大樹会では、月刊ミニコミ誌「ハロー」を発行しています。「ハロー」は、視覚障害者と晴眼者が共通の話題で語りあえるようにという願いをこめ、原則として点字版読者に墨字版も同封しています。(墨字とは、点字に対して一般に使われている文字のことを指します。昔は墨で字を書いていたので、そう呼んでいたのが今も続いているのでしょう。)
大樹会の会員の中から「いつも視覚障害者と一緒に活動していても、なかなか聞けないことがある。色のことを話題にして知らず知らずのうちに視覚障害者の会員を傷つけてるんじゃないか。障害のことを聞いたら失礼なんじゃないか」という声がありました。
あくまでも平瀬個人の思いですが「失礼なことを聞くようだけど」と前置きされて質問されるのが最も不快です。お聞きになるからにはそれなりの覚悟や度胸も必要なのかもしれませんが、視覚障害を理解していただくためには、私は何でも聞いていただいたほうがうれしいです。
ということもあって、普段聞きにくいと思っていることがあればどんどん質問していただいて、それにお答えするというコンテンツを作ることにしました。ご質問内容は、ホームページに掲載させていただくとともに、大樹会の「ハロー」でも紹介させていただくかもしれません。もし実名が載っては困るという方は、ペンネームを付記して質問して下さい。
視覚障害者といっても、全盲、弱視、視野欠損の状態、失明してからの年数によって、生活パターンはさまざまです。そこで、視覚障害者の方からもそれぞれの立場で投稿していただけるとうれしいです。「平瀬、それは違うぞ」というご意見も大歓迎です。
このコンテンツが、視覚障害者と晴眼者の相互理解の場になればと思っています。皆さんのご協力をよろしくお願い致します。
文字だけでは殺風景なので、イラストを描いて下さる方がいらっしゃったら・・・・・そのうち内容が充実して単行本として出版できたら・・・・・なんて夢は膨らみます。
rinrinさんがやってきた!〜rinrinさんの印象を晴眼者の方に書いていただきました
北九州のrinrinさんとMASAさんをお訪ねして!〜HPを通しての交流の輪が広がりました
見えにくいという中途半端な状況の理解のために〜強度弱視のもずくさんにQ!